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「よその女の唇は 」 (箴言5章.1)05/18/2008

 箴言5章は、性のことについて扱っています。その他にも箴言全体が性の問題について繰り返し扱っています。これは、この点において正しくあることがいかに重要であり、しかも難しいかを示すものです。

「わが子よ、わたしの知恵に耳を傾け、わたしの英知に耳を向けよ。」 (1節)

    これは、ここまで何度も繰り返されてきた勧めですが、ここでは特に性的な誘惑との関係で語られています。性において正しくあるためには、神との関係において正しくあることが、まず第一です。神との関係が正しいなら、男女の性においても正しい道を進むことができます。心が神の知恵を拒んで空虚な状態にあるなら、危険です。 空 ( から ) っぽの心に、誘惑する者の言葉はきわめて魅力的であり、 滑 ( なめ ) らかに忍び込みます。
「よその女の唇は蜜を滴らせ、その口は油よりも 滑 らかだ。」 (3節)
 
しかし、神の知恵に守られているなら、どんなに甘く 滑 ( なめ ) らかな言葉に対しても、「否」と言うことができるでしょう。そして、今までに得たものを失って愚か者になることから守られます。
「そうすれば、あなたは唇に慎みを守り、知識を保つことができる。」 (2節)

  ヨセフは、主人ポティファルの妻の誘惑を見事に斥けました。 「彼女は毎日ヨセフに言い寄った」 と書いてあります。その言葉について、聖書が伝えるのは、たった一言 「わたしの床にはいりなさい」 ですが、実に多くの言葉を尽くして誘惑したことでしょう。ヨセフは主人から財産も何もかも任せられていました。もし、彼が神を 畏 ( おそ ) れることを知らずに高ぶっていたなら、主人の妻からこのように「認められた」かのように誘惑されることは、心地よいことであったかもしれません。しかし、ヨセフは守られました。
「わたしは、どうしてそのように大きな悪を働いて、神に罪を犯すことができましょう。」 (創世記39:1−12参照)
 
最初の甘さに欺かれてはならないことを、箴言は教えます。最初の甘さはだんだんと苦いものに変わっていきます。急激にではありません。

「だがやがて、苦よもぎのように苦くなり、両刃の剣のように鋭くなる。
彼女の足は死へと下って行き、一歩一歩 陰府 に達する。」
(5節)