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「ささげて主を敬え」 (箴言3章.5)
「それぞれの収穫物の 初物 ( はつもの ) をささげ、
豊かに持っている中からささげて主を敬え。」 (9節 )
「収穫物の 初物 ( はつもの ) 」 とは、収穫の最上の部分です。
「豊かに持っている中から」 とは、直訳では「あなたの財産の中から」です。
そのような献げ物によって、わたしたちはどのような敬いを主なる神にお献げするのでしょうか。まず第一に、得られた収穫や与えられた財産をただ主の恵みによるものであるとして、主を敬います。
「あなたは『自分の力と手の働きで、この富を築いた』などと考えてはならない。
むしろ、あなたの神、主を思い起こしなさい。
富を築く力をあなたに与えられたのは主であり、主が先祖に誓われた契約を果たして、今日のようにしてくださったのである。」 (申命記8:17−18)
次に、生活の保証と未来を主に委ねて、敬います。
収穫も財産も多くなればなるほど、頼りになります。
「財産は金持ちの砦、自分の彫像のそびえる城壁。」 (箴言18:11)
収穫で倉をいっぱいにした人は確かにこう言いたくなるでしょう。
「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。」 (ルカ12:19)
反対にこのような安心がいかに愚かなものであると教えられても、やはり倉の中の蓄えが少ないように思えたなら、不安を覚えるのではないでしょうか。そして、こう言いたくなるかもしれません。「これから先、どうすればよいのか。」しかし、自分の生活と未来を委ねることのできる主を信じるなら、それでもなお 「それぞれの収穫物の 初物 ( はつもの ) をささげ、豊かに持っている中からささげて」 、主を敬わなければなりません。これは、主を敬う訓練です。このような訓練を通して、主への敬いを学んだ人々こそ、主の御前に豊かな人です。
「主に従う人が持っている物は 僅 ( わず ) かでも、主に逆らう者、権力ある者の富にまさる。」 (詩編37:16)
「そうすれば、主はあなたの倉を穀物で満たし、 搾 ( しぼ ) り場に新しい酒を 溢 ( あふ ) れさせてくださる。」 (10節)
主への信頼を学ぶのに応じて、この約束が真実であると知るのではないでしょうか。
主への信頼を豊かに学んだダビデは、こう歌いました。
「わたしを苦しめる者を前にしても、あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ、わたしの杯を 溢 ( あふ ) れさせてくださる。」 (詩編23:5)