<< Prev.
Top
Next >>

『愛すべき地を拒み・・・』(詩編106編 .6) 07/04/2004

「彼らは愛すべき地を拒み、御言葉を信じなかった。」(24節)

 約束の地であるカナンを偵察してきた者は、口をそろえて「そこは乳と蜜の流れる所」であると言いました。(民数13:27)そこが豊かな地であることはよく認識していました。しかし、だからと言って、その地を愛することはできませんでした。その地に入って住みつくためには、大変な苦労と犠牲を払わなければならないことが明白だったからです。それゆえ、彼らはカナンの地について「そこに住みつく者を食い尽くすような土地だ」と言いました。(民数3:32)

 しかし、カレブとヨシュアはためらうことなく「とてもすばらしい土地」と言って、その地を愛して、その地に向かって前進しようとしました。その地を与えるという主の御言葉を信じたからです。(民数14:6-9)

御言葉を信じた者たちは、「愛すべき地」を文字通りすばらしい土地だとみて、心から愛することができました。しかし、御言葉を信じない者たちは、その地をある程度自分の目で見ながら、その地を軽蔑して拒んだのです。苦労と犠牲を払うに価しないものと見て、その地を「与える」との主の御言葉を拒みました。約束の地は、御言葉を信じる時にこそ「愛すべき地」となります。

 御言葉を信じない指導者たちの良い分も、表向きは民の安否を気にかけた正論のように聞こえました。しかし、それは、民の心を挫く「悪い情報」でした。(民数13:31-33)それを聞いた民は、「声を上げて叫び、・・・夜通し泣き言」を言いました。(民数14:1-4)「それぞれの天幕」で彼らの本音がつぶやかれました。

隠れた所で、隠れたことを見ておられる神を本音で信じる信仰が必要です。(参考マタイ6:6)