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『世界は固く据えられ・・・』(詩編96編 .2) 02/01/2004

「世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。」(10節) 

 「世界が固く据えられ、決して揺らぐことがない」のは、「主こそ王」であり、「諸国の民を公平に裁かれる」からです。(10節)そのことを信仰によって確認し確信するのでなければ、「決して揺らぐことがない」世界の姿を見ることはできません。

「国々にふれて言え、主こそ王と」(10節)

 主は王でありますが、愛も尊敬も感謝もお受けにならなくても、常に世界のために働いておられます。(マタイ5:43‐48)完全な愛をもって世界を愛したもう主の御姿は、すべての人の王というよりも、むしろ「すべての人の僕」です。(マルコ10:42‐45)主キリストにこの世の権力者や支配者の姿を見出すことはできません。

「主は来られる。地を裁くために来られる。」(13節)

 主の裁きこそ大いなる希望です。
その裁きによって、「天」「地」も、「海とそこに満ちるもの」「野とそこにあるすべてのもの」「森の木々」も共に喜ぶのです。(10‐12節)
 キリストは貧しい大工の息子として歩み、その死は惨めな十字架でした。しかし、彼を主と信じる教会は極度の貧しさと弱さの中でも決して消え去ることなく存続してきました。その一つの理由は、
主が「信仰がなくならないように」祈ってくださったからです。(ルカ22:32)この祈りの御言葉は今もなお生きています。このような真実の御言葉を持つキリストこそ真の王であり、「裁きを一切任された」御方です。(ヨハネ5:22)キリストの裁きのゆえに「世界は固く据えられ、決して揺らぐことはありません。」

いかなる時にもキリストへの信仰によって世界を見ることを学んだ人は「主に従う人に何ができようか」と言いたくなる誘惑を逃れることができるでしょう。(詩編11:3)