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『朝ごとに・・・』(詩編101編) 04/04/2004

 この詩編は、王の詩編です。
ダビデは一私人としてではなく、
王として祈っています。(5−8節)
統治の目的は「この地の逆らう者を滅ぼし、悪を行う者をことごとく、主の都から断つ」ことです。(8節)その目的を「
朝ごとに」取り組むほどの情熱と勤勉さをもって果たそうとしました。

 聖書の原則によれば、神に逆らって道義を廃れさせながら平和と繁栄を楽しみ続けることはできません。他の面でいかにうまくいこうと、「神に逆らえば固く立つことはできない」のです。(箴言12:3)反対に「神に従えば、王座は堅く立つ」のです。(箴言16:12)「逆らう者を滅ぼし、悪を行う者を・・・断つ」ための努力はもちろん直接的には警察権力や司法の健全な運営にかかっているでしょう。しかし、それだけではなく、家庭、教会、地域、学校などにおける教育もまた、そのためのもっと根本的で重要な努力です。

 余談になるかもしれませんが、アジア・アフリカの「失敗した国家」について、二つの明確な基準があるそうです。第一は、「警官や兵士の給料がきちんと支払えていない国」です。これは国民の安全を守って、国家を統治する意思がないことを意味しています。第二は「教師の給料をきちんと払っていない国」です。これは将来に向けて国をつくる意思がないことを意味しています。そのような基本的な意思が失われないように国のために祈らなければなりません。(第一テモテ2:1−3)

 ダビデは王でしたけれども、この詩編の祈りを実現するために大変な苦労をしました。そして、完全には果たすことができませんでした。生涯にわたって、責任を感じれば感じるほどに我が身の無力を覚えたことでしょう。

しかし、神に賛美し祈って喜びつつ、まず自分自身を整えることから始めました。(1−5節)