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『神は神聖な会議の中に立ち・・(詩編82編)』
「神は神聖な会議の中に立ち、神々の間で裁きを行われる。」(1節)
「神聖な会議」とは、神の栄光が満ちあふれる至高の会議です。
この世にも権力者の会議があり、そこでは、力を持つ人々の様々な思惑が事柄の行方を左右するように見えます。
しかし、「裁きを行われる」のは、神です。(1節)
神に逆らう権力が長続きすることはありません。「いつまであなたたちは・・・」と問われています。(2節)また、神は、権力者によって無視されがちな人々の権利に注目しておられます。(3−4節)神の御心を求めることは、権力者にとって必ずしも最善の道とは見えないでしょう。
しかし、神から権威を託された人々が、その権威を正しく行使する道を知ろうとせず、理解しない時、「地の基はことごとく揺らぐ」のです。(5節)神の御心が無視されたまま、世の安定が維持されることはありません。その国がどんなに繁栄していたとしても、神の御心が無視されて、踏みにじられているなら、一番大切な土台の部分が揺らいでいます。神が「裁きを行われる」からです。(1節)
この詩編の最後の祈りは重要です。
「神よ、立ち上がり、地を裁いてください。」(8節)
地の基が揺らぐような混乱の中でも、この祈りを心から祈ることこそが、信仰者の避け所です。これは、いかなる名よりも高い御名をもって「裁きを行われる」神を信頼する祈りだからです。
世の動きを信仰によって見つつ、この祈りを心から祈る教会としていただきましょう。