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『神に信頼をおき・・(詩編78編)』 05/25/2003

 この詩編は、「子らが神に信頼をおき、神の御業を決して忘れず、その戒めを守るために」書かれた教育的な詩編です。(7節)

 「神を信頼すること」と「その戒めを守ること」は、表裏一体の関係にありますが、「神を信頼すること」が先に置かれていることは注目に値します。

 この世が罪の影響下にある以上、残念ながらこの世は神の戒めに従うようにと励ますような環境ではありません。それゆえ、「神の戒めを守ること」は、しばしばこの世の生活において現実的な選択ではないかのように見えます。
 しかし、信仰によって歩んだ人々は、神に信頼するからこそ、神の戒めに従う道を進んでいきました。ダビデは神に信頼して、サウル王を殺す機会を二度までも放棄しました。主によって油を注がれた方に手をかけることを恐れたからです。(サムエル上24、26章)バビロンに捕囚された三人の若者は、あくまでも偶像礼拝を拒否しました。たとえ自分の理解できないような仕方であれ、必ず神の救いがあると信じていたからです。(ダニエル3章)

 神の戒めを守ることこそ、神の御前では最も現実的な生き方です。
なぜなら、
それこそが永遠に意味のある生き方だからです。
しかし、神への信頼が強く先立つことなしには、私たちはそのような道を進むことができません。
神の戒めに従って幸せになれると約束し、保証してくださるのは、神ご自身だけだからです。 (申命記30:11−20) 

神への信頼を学んでこそ、その戒めに心から従って、主の与えたもう幸いを得ることができるのです。
この順序は重要です。