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『神よ、速やかにわたしを救い出し(詩編70編)』
「神よ、速やかにわたしを救い出し、
主よ、わたしを助けてください。」(2節)
この詩編では、「速やかに・・・」という祈りが繰り返されています。(2、6節)
「速やかに・・・」と祈る人は、神のみに望みを置いて祈っている人です。
なぜなら、神からの助けや救いは、あまりにも遅いように思えるからです。神のみに望みを置いていなければ、次第に「速やかに・・」と祈るのはやめてしまうでしょう。
確かに、主の助けと救いは「遅れることはない」と教えられていますが、それを本気で待ち続けるのは簡単なことではありません。(参照イザヤ46:13、ハバクク2:3)
ダビデは「速やかに・・」と祈りつつ、自分自身の忍耐のなさや倦怠感と戦っています。
主の助けと救いを本気で求める時に、避けることのできない戦いです。
そのような祈りの戦いの中で、祈りの答えを見分ける力も増し加わっていくことでしょう。キリストは、ゲッセマネの園において切実な祈りをささげられました。その祈りは、確かに速やかに聞き届けられました。
彼は、祈った通りに御心に適うことを行っておられました。
しかし、人々の目には、必死になって神に頼っても、何も報われない者のように見えたのです。(マタイ27:43)
忍耐のなさや倦怠感とよく戦って祈り、祈りの答えをよく見分ける者となることを目指しましょう。