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『あなたの僕に御顔を隠すことなく(詩編69編.3)』
「憐れみ深い主よ、御顔をわたしに向けてください。あなたの僕に御顔を隠すことなく、苦しむわたしに急いで答えてください。」(17、18節)
信仰者として言いづらいことですが、わたしたちは、神の御顔が自分に向いているかどうかということについて、あまり切実な関心を持っていないかもしれません。しかし、ダビデにとって、それはこの上なく重大な問題でした。主の救いを心から待ち望んでいるからです。そして、神が御顔を隠しておられると判断しています。なぜなら、自分の苦しみは神に知られているはずなのに、事態は良くない方へと進むばかりだからです。(20‐22節)
しかし、それでもなおダビデは信仰によって気落ちせずに忍耐強く祈ります。
神の正義が厳しく実行されるようにと祈っているのです。そして、ついに「命の書から彼らを抹殺してください。」とまで祈ります。(23‐29節)
ここで、彼は立ち直ります。
目を天へと上げて、ついに永遠の裁きにまで心を向けたのです。(参照:黙示録20:11‐15)
何が永遠の恥であり、不幸であるかを見分けました。
神は御顔を隠しておられませんでした。
ただ、自分がうつむいていたので、神の御顔が見えなくなっていただけでした。
「主は乏しい者に耳を傾けてくださいます。
・・・神は必ずシオンを救い、ユダの町々を再建してくださる。
彼らはその地に住み、その地を継ぐ。」(34、36節)