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『神はこの地を裁かれる 詩編58編』
ダビデを苦しめているのは、手のつけられないほど邪悪な敵です。
その敵は、「公平な裁き」を行うように見せかけながら、「不正に満ちた心」で「不法を量り売りする」ようにして、ダビデを苦しめているのです。(2、3節)しかも、蛇使いの声にも従わないコブラのようで、誰も彼を制御することはできません。(5、6節)そして、「蛇の毒にも似た毒」と、彼を噛み砕く「獅子の牙」を持っています。(5、7節)
ダビデはその敵に対する神の「報復」と「裁き」を祈ります。
もし、この祈りがなければ、ダビデはその敵に全く圧倒されてしまい、絶望していたことでしょう。神が、あくまでも神に逆らう者に対して報復されるのは正しいことです。それによって信仰者は神に従う労苦が無駄ではないと学ぶことができます。(11、12節、参考イザヤ書26:9)
そして、その「報復」と「裁き」があってこそ、神に従う者の幸いと神に逆らう者の不幸が明確となるでしょう。神による「報復」と「裁き」も福音です。
「神に従う人は必ず実を結ぶ。
神はいます。
神はこの地を裁かれる。」(12節)