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『御言葉を讃美します(詩編56編)』
勇気とは、恐れをまったく感じないことではありません。
この詩編の信仰者も恐れをいだきました。しかし、恐れに圧倒されてしまうことなく、主に望みを置きました。「恐れをいだくとき、・・・あなた(主なる神)に依り頼みます。」(4節)
ここに信仰者の勇気があります。
しかし、主に依り頼んだなら、すぐに救われるというわけではありません。
「神を呼べば、敵は必ず退き」(10節)ますが、「すぐに退く」とは言えません。
すぐに願いが聞かれないことは、人間にとって大きな試練です。ここに御言葉の決定的な重要性があります。神の御業を讃美することはできません。まだ見ていないからです。
しかし、「神の御言葉を讃美します。」(5,11節)御言葉には救いが示されているからです。
たとえ、神の御業はまだ見ていなくても、神の御言葉を讃美し、神に依り頼んで恐れを心から締め出すのです。
「主の御言葉を讃美します。神に依り頼めば恐れはありません。
人間がわたしに何をなしえましょう。」(11、12節)