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「君侯に依り頼んではならない」 (詩編146編.1)04/15/2007

「ハレルヤ。わたしの魂よ、主を賛美せよ。
命のある限り、わたしは主を賛美し、長らえる限り、
わたしの神にほめ歌をうたおう。」

1、2 節 )

 この信仰者は賛美したくなるのを待つことなく、とにかく主を賛美します。
「わたしの魂よ、主を賛美せよ。」(1節)
どんなことがあっても主を賛美しようと、強く心を決めているのです。
「命のある限り、わたしは主を賛美し、長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。」(2節)

 もちろん、このように心を決めても、どのように賛美してよいかわからなくなる時もあるでしょう。実際、詩編には主を賛美しようとして戸惑う魂の率直な叫びがあります。
「主よ、なぜ遠く離れて立ち、苦難の時に隠れておられるのか。」(詩編10:1)
「わたしの神よ、わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか。」(詩編22:2)

これを不信仰な叫びと見てはなりません。主を賛美しようと強く心に決めているからこそ、主に向かって問いかけているのです。そして、主はこのように問いかける者を力づけて、主を賛美できるようにしてくださいます。苦悩の叫びは、やがて確かな賛美に変えられました。(詩編10:14−18、22:23−32)

「君侯に依り頼んではならない。人間に救う力はない。」(3節)

 聖書は、はっきりと「人間に頼るのをやめよ」と教えます。(イザヤ2:22)
そして、この詩編では、その人間がどんなに大きな力を持っている指導者であっても、「依り頼んではならない」と教えます。これは、人間の助けをことごとく拒め、ということではありません。主は、しばしば人を通して助けてくださいます。また、人を通して窮地から救ってくださることもあるでしょう。求められているのは、主なる神のみに依り頼むことです。人がどんなに頼りになるように見えても、どんなに素晴らしい救済計画を披露しても、「霊が人間を去れば、人間は自分の属する土に帰り、その日、彼の思いは滅びる。」(4節)

人に依り頼む者は失望を避けられません。
依り頼まれた人もそれに耐えられません。
確かに人ではなく、神に依り頼む人は忍耐しなければならないでしょう。
しかし、決して失望はありません。