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「あなたに感謝し・・・」 (詩編145編.4)03/11/2007

「主よ、造られたものがすべて、あなたに感謝し、
あなたの慈しみに生きる人があなたをたたえ、
あなたの主権の栄光を告げ、力強い御業について語りますように。」

(10節 )

  神に対する被造物の関係は、何の留保もない絶対的な依存です。

 「あなたがお与えになるものを彼らは集め、御手を開かれれば彼らは良い物に満ち足りる。御顔を隠されれば彼らは恐れ、息吹を取り上げられれば彼らは息絶え、元の塵に返る。」(詩編104:28−29)また、他の被造物と同様に人間も絶対的に神の恵みに依存しています。しかし、罪が入ってきた時から、事態は複雑になりました。

 罪を犯したアダムは、エバを与えられなければよかったかのように、主に訴えます。
「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、・・・」(創世記3:12)
 
彼が自分の裸を恥じて腰を覆った「いちじくの葉」も、主の恵みによってそこにあったものですが、主に感謝することのない惨めな仕方で使用されました。(創世記3:7)後に、主の憐れみによって皮の衣が与えられます。(創世記3:21)しかし、これについても、感謝することはなかったでしょう。

 神の恵みに絶対的に依存しながらも、神に感謝することのない人間は、複雑な考え方をするようになってしまいました。うまくことが運べば神を無視し、思うようにことが運ばなければ、神に不平、不満や怒りを抱きます。
 「ただし見よ、見いだしたことがある。神は人間をまっすぐに造られたが、人間は複雑な考え方をしたがる、ということ。」(コヘレト7:29)

 この複雑な考え方から解放される道は、キリストです。神に全く依存する人間が、キリストにおいてすべてのことを感謝するのです。

 「どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて神があなたがたに望んでおられることです。」
(第一テサロニケ4:18)