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「御旨を行うすべを教えてください」 (詩編143編.3)12/31/2006

「御旨を行うすべを教えてください。あなたはわたしの神。
  恵み深いあなたの霊によって、安らかな地に導いてください。」 ( 7節 )

 「敵からわたしを助け出してください。御もとにわたしは隠れます。」(9節)このように祈っている人は、何もせずにじっとしている人ではありません。何とかして主の御旨を行おうとしています。「御旨を行うすべを教えてください。」(10節)確かに直面している苦難は難しく、自分の知恵や力ではどうにもなりません。しかし、その苦難の中で主の御旨を行うことに力を尽くそうとしているのです。そして、救い出されること、助け出されることは、主におゆだねしています。確かにこのような人は、思い煩いから解放されるでしょう。祈りはこう続きます。
「恵み深いあなたの霊によって、安らかな地に導いてください。」
(10節)

 主の御旨は、律法です。イエスは次のように言われました。

「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』
律法全体と預言者はこの二つの掟に基づいている。」
(マタイ22:37−40)

 主を愛して、主の御旨を行うことに心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くすなら、思い煩う心の余地がありません。思い煩いは、自分を愛し、自分に奉仕する心の産物です。実際、わたしたちの心が思い煩いによって満たされる時、神を礼拝することは簡単に脇へと押しやられてしまいます。神を礼拝するよりも、自分のためにしなければならないことがあるかのように思われるのです。しかし、救いは主のなさることであり、わたしたちのなすべきことは主の御旨を行うことです。主がわたしたちを愛してくださるのだから、わたしたちは安心して主を愛することに心を尽くさなければなりません。
  そうすれば、主は「恵み深い霊によって」
  わたしたちをいかなる時にも「安らかな地に導いて」くださるでしょう。