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『彼は主に誓い・・・』 (詩編132編-1)
「彼は主に誓い、ヤコブの勇者である神に願をかけました。」 (2節)
主なる神が周囲の敵を退けて安らぎを与えられた時、ダビデは神殿を建設しようと考えました。「わたしはレバノン杉の家に住んでいるが、神の箱は天幕を張った中に置いたままだ。」(サムエル下7:2)主なる神に対して、具体的に応(こた)えようと志して、神殿の建設を誓ったのです。
確かに神は見えない御方です。与えられる救いもその全体を見ることはできません。しかし、見ることはできなくても、その救いは具体的です。ダビデが与えられた救いも具体的なものでした。ダビデの命を追い求めるサウルから救われ、周囲の敵との戦いに勝利しました。ダビデにとって、神こそが最も現実的で具体的な救いを与えてくださる御方だったのです。ダビデもそのような神に対して具体的に応(こた)えようと誓いました。
「わたしは決してわたしの家に入らず、
天幕に入らず、わたしの寝室に上らず、
わたしの目に眠りを与えず、まぶたにまどろむことを許すまい。
主のために一つの場所を見いだし、
ヤコブの勇者である神のために神のいますところを定めるまでは。」(3−5節)
確かに信仰は心から始まります。しかし、心に信じるだけで完結することはできません。その信仰が真実なものであるならば、必ず公(おおやけ)に言い表すことになります。
そして、その言い表した信仰が口先だけのものでないならば、必ず具体的な行いとなって表れます。