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『主に逆らう者の笏が・・・』 (詩編125.2編)1/22/2006

「主に従う人に割り当てられた地に、
主に逆らう者の笏(しゃく)が置かれることのないように。」
(1節)  

 笏(しゃく)が置かれる」とは、王が手に持っている笏を動かしただけで、人の生死さえ決めるほどに、その権力が絶対的に行使されるようになるということです。(エステル4:11)主に逆らう者が、そのような仕方で支配を確立するようになったなら、果たしてわたしたちは今のように信心と品位を保って、落ち着いた信仰生活を送れるでしょうか。そのような悲惨な事態になっていないのは、主の恵みです。

「主は御自分の民を囲んでいてくださる。今も、そしてとこしえに。」(2節)

「主に従う人が悪に手を伸ばすことのないように。」(3節)

 主が囲んでいてくださらなければ、どんな人でも悪に手を伸ばす可能性があります。どんな人でも、一片のパンのために罪を犯しうるのです。(箴言28:21)また、貧しければ盗みを働くかもしれません。(箴言30:9)また、主に囲まれずに追い詰められる時には、どんなに上品な女性であっても、自分の産んだ子供さえもまともに愛することができません。(申命記28:56−57)

 今、信仰者として、人間として、尊厳を保っていられるのは、主の恵みに囲まれているからです。過去の時代の罪や他人の罪を知るのも、大切なことでしょう。しかし、「自分ならそんなことはしない」と思うのは、偽善的で不幸な自信です。(マタイ23:29−30など)

主イエス・キリストを信じることの素晴らしさを知るために、
今、主の恵みに囲まれていることに謙虚に感謝することから始めましょう。