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『仰せのとおりに』(詩編119編169−176節) 10/23/2005

「主よ、わたしの叫びが御前に届きますように。」(169節)   

「主よ、わたしの叫びが御前に届きますように。」(169節)
「わたしの嘆願が御前に達しますように。」(170節)

 切実な祈りです。どのような苦境かわかりませんが、試練の中で祈っていることは確かです。しかし、決して自分の思いや願いを先に立てません。こう祈ります。「御言葉をあるがままに理解させてください。」(169節)自分の思いや願いが、主の御言葉とくい違っても、御言葉に聞き従おうと祈り求めています。また、こう祈ります。「仰せのとおりわたしを助け出してください。」(170節)自分の思いや願いにそぐわない仕方であれ、ただ「仰せのとおりに」助け出されることを祈り求めています。ここまで、御言葉を先に立てるのはなぜでしょうか。主の御言葉に対してこの上なく強い確信があるからです。

「自分の心に依り頼む者は愚か者だ。知恵によって歩む人は救われる。」(箴言28:26)

 自分をひとかどの者と思うならば、不愉快な御言葉です。しかし、自分が神に対して迷いやすい羊のようなものだと知る人にとっては、自分の真相を言い当てた御言葉です。羊にとって、自分勝手に進むということは、危険と不幸を意味しています。羊の安全も希望も幸いも、主に従うことの中にあります。それゆえ、この信仰者は断言します。

「あなたの戒めを決して忘れません。」(176節)

 主の掟は、人間的な理解で学んでいる限り、窮屈で退屈なものかもしれません。しかし、この信仰者にとっては、主の掟を学ぶ時、唇から賛美が溢れずにはいられません。主が直接教えてくださるからです。「わたしの唇から賛美が溢れるでしょう。あなたが掟を教えてくださいますから」(171節)また、驚くべき喜びをもって歌いつつ、確信します。

「あなたの戒めはことごとく正しい・・」(172節)