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『助け出してください』 (詩編119編153−160節)
「わたしの苦しみを顧みて、助け出してください。」 (153節)
本当に素直に、神に助けを求めています。このような素直な祈りこそ、簡単そうで難しいものです。素直さは確信の産物です。
このように強く素直な確信を持っているのは、「あなたの律法を決して忘れたこと」がないからです。(153節)律法をよく守れているかどうかは別にして、律法を決して忘れずに、いつも主の御言葉に望みを託して生活しているのです。だから、そのような自分を、主が決して見捨てることはないと確信しています。自分の功績にではなく、主の憐れみによって確信を得ているのです。
「主よ、あなたの憐れみは豊かです。」(156節)
主イエスは、「祈る時には、異邦人のようにくどくどと述べてはならない」、と言われました。異邦人は祈りの言葉数の多さによって、祈りが聞かれるか否かが決まるかのように祈ります。(マタイ6:7)しかし、この信仰者は、祈る前にすでに自分の祈りが聞かれていると確信しているのです。主の御言葉を愛して従い、主と共に歩んでいるからです。そして、すぐに祈りの答えが見えなくても、その生活を変えません。
「わたしを迫害する者、苦しめる者は多いが、わたしはあなたの定めから離れません。」(157節)
素直な祈りは、主と共に歩む生活がもたらす確信の産物です。そのような祈りをする人々は、自分で自分自身を助け出せるかのようにもがきません。そして、主と共に歩むことのみに力を注いで、素直に自分の外に向かって祈るのです。
「御覧ください。わたしはあなたの命令を愛しています。主よ、慈しみ深く、わたしに命を得させてください。」(159節)
素直な祈りを生み出すような生活をめざしましょう。