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『あなたの仰せに心を砕きます』 (詩編119編 145−152節 )09/18/2005

「心を尽くして呼び求めます。主よ、答えてください。」 (145節)

 他のものには一切心を寄せずに、切実な祈りをささげています。事態は深刻だからです。「悪だくみをもって迫害する者」が近づいています。(150節)彼らは主の律法を遠く離れて不法なことを行う恐ろしい者たちです。一日も早く助けと救いが欲しいでしょう。
  しかし、この信仰者はそれほど切実に祈りながらも、自分の心を御言葉に向けています。
「あなたの掟を守ります。」(145節)
「あなたの定めを守ります。」(146節)
「御言葉を待ち望みます。」(147節)
「あなたの仰せに心を砕きます。」(148節)

  自分の願いがかなえられることではなく、主と共に歩むことに心を注いでいるのです。自分の願いが切実であればあるほど、真剣に主と共に歩もうとしているのです。

 祈る目的は、神にわたしたちの必要を教えるためではありません。神はわたしたちの必要をご存じです。(マタイ6:32)また、なかなか動こうとされない神を動かすためでもありません。神は「いつ呼び求めても、近くにおられる」御方です。(申命記4:7)祈りは、わたしたちの信仰を修練するためです。わたしたちの信仰を養い強めて、神と共に歩むようにするためです。祈りの目的を間違えたなら、答えが見えなくなって疲れ果ててしまうでしょう。そして、パンや魚を求めたのに、石や蛇が与えられたかのように誤解して、祈りをやめてしまうかもしれません。(参考 マタイ6:7−12)

 自分の願いを先に立てず、主と共に歩むために祈りましょう。
そして、主への信仰が大きくなって、わたしたちの願いが主の御前では小さなことと思えるほどに主を正しく知りましょう。

そのようにして進む時、最もふさわしい時に、わたしたちの願いもかなえられるでしょう。

「神の国と神の義」の進展に添えて。(マタイ6:33)